2024年01月05日

健康メニュー|余った大根はこう使おう!活用術4選

大根は、さまざまな家庭料理のレシピに登場する野菜です。身近な食材ではありますが、部位によって異なる味や食感、余った大根の活用方法を知らないという方は多いのではないでしょうか。今回は、部位ごとの大根の使い分け方法や冷凍方法、余った大根の活用方法をご紹介します。


大根は、さまざまな家庭料理のレシピに登場する野菜です。身近な食材ではありますが、部位によって異なる味や食感、余った大根の活用方法を知らないという方は多いのではないでしょうか。今回は、部位ごとの大根の使い分け方法や冷凍方法、余った大根の活用方法をご紹介します。

 

知っていましたか? 大根の部位ごとの使い分け

 

大根は、部位によって味や食感が異なるので、それぞれの特徴に合わせて料理に使うのがポイントです。大根が余った時は、その部位に合わせた調理法で消費してみましょう。

大根の上部は最も甘みが強く、水分が多い部位。サラダなどに使って生で食べるのにおすすめです。大根おろしの辛みが苦手な方は、上部を使うと辛みが少なく甘めで食べやすい大根おろしになります。
大根の中間部も甘みが感じられ、加熱すると柔らかくなります。甘さと辛さのバランスが取れた部位なので、大根らしい味わいを楽しむのに最適。煮物や大根ステーキにおすすめです。
繊維質が多い下部は、最も辛みが強い部位。筋が多いので薄切りにしたり漬物や薬味にしたりするのに適しています。辛い大根おろしが好みの方は、下部を使いましょう。

活用その1:大根の皮はパパッときんぴらに

 

大根で煮物を作る時は、皮を厚めにむくと味がしみこみやすくなります。むいた皮は捨てずに、きんぴらとして調理して無駄なく活用しましょう。

大根の皮を繊維に沿って5~6ミリ幅に切り、赤唐辛子を入れて熱したごま油で炒めます。しょうゆと酒、砂糖を混ぜた調味料を仕上げに加えて水分がなくなるまで炒めれば、簡単に大根の皮のきんぴらに。冷蔵庫で保存すれば、5日ほど日持ちします。

活用その2:生のまま食べられるから、副菜にぴったり

 

大根は生でも食べられる野菜。1本まるごと購入して余っても、生のままで千切りや短冊切りにしてサッと味付けるだけで、副菜にぴったりの大根サラダができあがります。市販のドレッシングで和えるのが最も手軽な味付けですが、塩とごま油、または塩昆布とマヨネーズの組み合わせでもおいしく味わえます。また、生のもずくとポン酢に合わせると、簡単ヘルシーな1品ができますよ。

活用その3:便利すぎる!大根おろしの冷凍

 

余ってしまった大根は、冷凍すれば長期間の保存が可能です。大根おろしとして食べるなら、すりおろした状態で冷凍保存も可能。すりおろした大根をこし器で水気を切ってから、1回分の量をラップに包んで冷凍用保存袋に入れましょう。冷凍した大根おろしは3週間ほど保存可能で、使う時は自然解凍で食べられます。

活用その4:カットして冷凍すれば、みそ汁やスープにすぐ使える!

 

使いやすい大きさにカットした状態で保存することも可能です。皮をむいてカットした大根の水気を取り、ラップに包んでから冷凍用保存袋に入れておけば、冷凍庫で約2週間保存できます。大根は水分が多い野菜なので、冷凍すると水分が凍って体積が増し、繊維の細胞壁を壊します。すると大根の繊維が壊れるため、生の状態で調理するよりも味がしみやすく、柔らかな食感になります。カットして冷凍した大根は、解凍する必要なくそのまま調理できるので、使いやすくいちょう切りや短冊切りにして1回分の量に分けて冷凍保存しておけば、みそ汁やスープを調理する際にそのまま使えるので便利です。

世田谷自然食品の「世田谷の絶品グルメ」では、割干し大根に生姜と昆布を合わせた「刻み生姜入り割干し大根」を販売しています。そのままでごはんのお供に、または薬味や料理の具材など幅広く使えます。

大根は身近な食材だけに、意外と使い方が決まってしまいがちな野菜です。調理に使って余った大根は、冷凍したり副菜を調理したりと、さまざまな料理で使えます。大根は余すことなく、今回ご紹介した方法を参考においしく調理してみましょう。