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野菜の豆知識|冷凍食品について、どれくらい知ってる?

野菜の豆知識|冷凍食品について、どれくらい知ってる?

「冷凍食品=手抜き、おいしくない、栄養がない」と思い込んでいませんか?適切に管理された冷凍食品なら、簡単に栄養たっぷりのおいしい味を楽しめるのです。今回は冷凍食品の歴史や定義、おいしさ、安全性についてご紹介します。


「冷凍食品=手抜き、おいしくない、栄養がない」と思い込んでいませんか?適切に管理された冷凍食品なら、簡単に栄養たっぷりのおいしい味を楽しめるのです。今回は冷凍食品の歴史や定義、おいしさ、安全性についてご紹介します。

冷凍食品とは?

長期保存できるよう冷凍した食品

冷凍食品は、常温や冷蔵よりも長期間にわたって保存できるよう冷凍した食品のこと。特に、あらかじめ調理や前処理をして急速冷凍し、解凍・加熱すればすぐに食べられる状態の食品をいいます。例えば、日本で流通している冷凍食品は「前処理している・急速凍結している・適切に包装している・マイナス18℃以下で保管している」状態が一般的です。

流通している冷凍食品は「低温で急速に冷凍」

一般的な冷凍食品の保管温度はマイナス18℃以下とされていますが、冷凍加工の際は、マイナス30℃以下の冷気を強く吹きつけて急速凍結しています。食品によっては、マイナス60℃以下の超低温凍結装置が用いられていることもあります。

冷凍食品の歴史をたどる

人の手による冷凍食品が登場したのは19世紀のヨーロッパ

諸説ありますが、食品の冷凍は、古くからエスキモーなどが天然の低温環境を利用して行ってきた食品保存法が由来とされています。時を経て1834年、アメリカ人のパーキンスが冷凍機を考案し、いわゆる人の手による冷凍環境を実現させました。現在につながる冷凍食品の始まりは、1876年フランス人のテリエが牛肉を冷凍し、船でアルゼンチンからフランスへ運んだものだといわれています。

日本の家庭に普及したのは昭和40年代

日本初の冷凍食品は1909年(明治42年)に、アメリカから帰国した中原孝太が作った冷凍魚といわれますが、普及したのは戦後のこと。業務用の冷凍食品が広まった後、一般家庭でも冷凍食品が使われるようになったのは、電気冷蔵庫が家庭に普及した昭和40年代だったといわれています。

冷凍するとこんなメリットが!

栄養は冷凍してもそのまま

冷凍加工すると、食品が変質して栄養が損なわれないかと考えてしまいますが、実際には、急速凍結することによって損なわれる栄養素はないとされています。また保管中も、マイナス18℃以下で冷凍保存されていれば、栄養価は長期間維持されます。

揚げ物の油も心配なし

揚げ物を冷凍保存すると油が古くならないかも心配です。しかし、マイナス18℃以下で冷凍保存すれば、賞味期限内は油の酸化などの品質変化を十分抑えられるとされています。

保存料がなくてもOK

長期保存するには保存料が必要ではないかと考えてしまいますが、冷凍食品の場合、冷凍状態自体に細菌の活動を抑える作用があるので、保存料は必要ないとされています。ただし「冷凍食品だから保存料は使われないのが当然」というわけではありません。冷凍食品であっても、食品衛生法で使用が認められている食品添加物は使われていることがあります。

冷凍食品を上手に活用するには?

保存は2~3ヵ月を目安に

一般的な家庭用冷蔵庫における冷凍室の温度は、JIS規格でマイナス18℃とされています。農林水産省が家庭用冷蔵庫で行った実験では、4ヵ月ほど保存しても品質には変化がないという結果が出ています。環境差などを考慮し短めに考えても、2~3ヵ月間は品質が保たれると考えてよいでしょう。

ドアポケットには早めに食べるものを

先ほどの実験で、冷凍食品をドアポケットに保存した場合は、ドアを開閉する際の影響を受けやすく、品質が保たれる期間は1~2ヵ月間まで縮まるという結果も出ています。ドアポケットには、早めに、長くても1~2ヵ月のうちに食べる冷凍食品を保存するのがおすすめです。

目で確認!「乾燥・変色・霜の量・塊化・破損」

家庭で保存した冷凍食品は、環境による差も出てきます。最終的には開封して使用する際、目で見て品質が変化していないか確認しましょう。ポイントは「乾燥していないか・変色していないか・ついている霜の量は多すぎないか・塊化してしまっていないか・破損していないか」の5つです。

適切に製造・保存された冷凍食品は栄養もおいしさも長持ち。世田谷自然食品の冷凍食品も、もちろん品質は折り紙付きです。冷凍食品を上手に食生活に取り入れて、栄養バランスの取れたおいしい食事を楽しんでくださいね。

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