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健康メニュー|酢豚 北にも南にもルーツのある中国料理

健康メニュー|酢豚 北にも南にもルーツのある中国料理

麻婆豆腐や青椒肉絲など、中国料理といえば日本でも中国名で知られているものがたくさんありますよね。そのなかで、今回は「酢豚」についてご紹介します。知名度は高いのに、なぜか日本名ばかりが知られている中国料理「酢豚」。由来や栄養、さらにはおすすめの副菜もご紹介していますので、お見逃しなく。


麻婆豆腐や青椒肉絲など、中国料理といえば日本でも中国名で知られているものがたくさんありますよね。そのなかで、今回は「酢豚」についてご紹介します。知名度は高いのに、なぜか日本名ばかりが知られている中国料理「酢豚」。由来や栄養、さらにはおすすめの副菜もご紹介していますので、お見逃しなく。

日本語名で知られる中国料理「酢豚」とは?

「酢豚」とは、豚肉に片栗粉をまぶして揚げ、野菜とともに炒めたものに甘酢あんをからめた中国料理です。「酢豚」というのは日本でつけられたメニュー名で、このルーツとされる中国料理は、実は主に2つあります。

「古老肉(クゥラオロー)」(咕咾肉、古滷肉)

角切りの豚肉と野菜にケチャップベースの甘酢をかける広東料理です。同じ読みに「咕咾肉」という字があてられたり、「古滷肉(クーローヨー)」と呼ばれたりすることもあります。

「糖醋肉塊(タンツゥロウカイ)」(糖醋排骨)

豚の塊肉に黒酢あんをかける北京料理(江蘇料理)です。豚のスペアリブ(排骨)を使ったものが「糖醋排骨(タンツーパイグー)」と呼ばれることもあります。ちなみに、日本国内でも長崎県では酢豚を「酢排骨」(スーパイコ)と呼んでいます。

古老肉の広東料理は中国南部、広東省や香港、マカオなどで食べられている料理で、八宝菜やシューマイなど日本でもおなじみの味がいくつもあります。
一方、糖醋肉塊の北京料理は中国北部で食べられている料理で、北京ダックなどが有名です。ちなみに、糖醋肉塊は東部の江蘇料理がルーツともいわれています。つまり、酢豚は広大な中国の南北それぞれにルーツを持つ料理なのです。

酢豚に使われる具材や調味料の栄養

酢豚は肉と野菜がバランスよく含まれていて、栄養面でもおすすめのメニューです。続いては、酢豚によく使われる具材や調味料の栄養について見ていきましょう。

豚肉

豚肉には、疲労を回復させるビタミンB1が豊富に含まれています。酢のクエン酸も同じく疲労回復によい調味料ですから、酢豚にはダブルの疲労回復効果が期待できるというわけです。程よい酸味は食欲を促しますから、食べて体力をつけたい時にもおすすめです。

黒酢

酢、特に黒酢には血流改善や免疫力アップ、美しい肌の維持などに役立つアミノ酸が豊富に含まれています。黒酢について詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。

レンコン

免疫力を高めるビタミンCが豊富なレンコン。ビタミンCは熱に弱い成分ですが、レンコンに含まれるビタミンCは加熱に強く、酢豚でしっかり炒められていても大丈夫。ちなみに、アクの成分のひとつであるタンニンにも胃腸を整える機能がありますから、水にさらす時はサッと短時間で切り上げましょう。

ピーマン

酢豚の彩りをよくしてくれるピーマンには、ビタミンC・若々しさを保つビタミンE・抗酸化作用に優れたβ-カロテンと、栄養素もたっぷり含まれています。ピーマンのビタミンCも熱に強く、またβ-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が高まりますから、栄養面でも酢豚にピッタリなのです。
ピーマンについて詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。

酢豚と組み合わせたい副菜

酢豚の栄養についてご紹介させていただきましたが、ここからは酢豚に合わせたい副菜を見ていきましょう。

ニラのおひたし

スタミナ食材のイメージも強いニラですが、おひたしならさっぱりしていて、酢豚の箸休めにピッタリです。栄養面でも、ニラの香り成分であるアリシンが豚肉のビタミンB1の吸収を助けたり、酢豚の脂質でニラのβ-カロテンの吸収率がアップしたりと、食べ合わせのよい食材なのです。
ニラについて詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。

おいしくて栄養もたっぷりの酢豚ですが、豚肉を揚げたり、野菜を炒めたり、甘酢あんを作ったりと、忙しい時に作るにはちょっと手間のかかるメニューでもあります。
そんな時におすすめなのが世田谷自然食品の「温彩特選便 味わい惣菜」です。酢豚をはじめとする中国料理、煮物や揚げ物など、ホテルレストラン出身の料理人が監修した本格的な味を、レンジで温めるだけで手軽に味わっていただけますよ。

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