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健康メニュー|意外に栄養豊富!健康的に明太子を食べよう

健康メニュー|意外に栄養豊富!健康的に明太子を食べよう

福岡の名産品として全国的に知られる明太子。塩辛い味わいから、健康によくないと思っていませんか?明太子は意外にも塩分やカロリーが控えめで、栄養豊富な食品なのです。今回は、明太子の基本や栄養、気になるプリン体などの情報をまとめました。


福岡の名産品として全国的に知られる明太子。塩辛い味わいから、健康によくないと思っていませんか?明太子は意外にも塩分やカロリーが控えめで、栄養豊富な食品なのです。今回は、明太子の基本や栄養、気になるプリン体などの情報をまとめました。

明太子とは

明太子とは、タラの一種であるスケトウダラの卵巣を塩蔵し、唐辛子などを使用した調味液で味付けしたものです。「明太子」という名で販売できるのはスケトウダラの卵巣のみで、これは全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会で、公正競争規約として定められています。

「めんたい」という名称は、古い朝鮮語でスケトウダラという意味を持つ「明太(ミョンテ)」が由来といわれます。この名称を日本語読みし、「めんたい」となりました。現在流通している明太子は福岡県福岡市が有名な産地ですが、これは第二次世界大戦後に韓国から福岡に引き上げた日本人が、日本人の味覚に合うようにアレンジして販売したのがきっかけ。しかし、山口県下関市では1947年から明太子を作っていたとされ、下関市発祥ともいわれます。

同じスケトウダラの卵巣を使ったものには、「たらこ」があります。唐辛子の辛い味付けのものが「辛子明太子」、塩蔵したのみで辛さが含まれないものを「たらこ」と区別するのが一般的。ですが、厳密には「辛子明太子」と「明太子(たらこ)」と分けることもあるため、辛くない明太子もあります。

明太子の栄養

明太子には、目の健康によいビタミンAやビタミンB群、コラーゲンの生成をサポートするビタミンC、抗酸化作用を持つビタミンEなど、多くの種類のビタミンが含まれています。中でも、β-カロテンを多く含む唐辛子で漬け込んでいることから、明太子のビタミンAはたらこの約2倍もあります。

明太子は塩分が多く、むくみの原因となると思われがちですが、むくみ解消や利尿作用を持つカリウムが含まれているため、効率よく塩分を排出してくれます。その他にも、鉄分やカルシウム、亜鉛なども摂取できます。

また、血液をサラサラにしてくれるEPAや、記憶力アップが期待できるDHAといった、体内では合成できない不飽和脂肪酸も含まれているので、明太子は意外にもビタミンやミネラル、不飽和脂肪酸などの栄養バランスに優れた食品なのです。

明太子は塩分、プリン体、カロリーが多いから体に悪い?

明太子は塩辛い、というイメージをお持ちの方も多いでしょうが、日本食品標準成分表によると明太子の塩分は100グラムあたり5.6グラム。梅干しの塩分が塩漬で100グラムあたり18.2グラム、調味漬で100グラムあたり7.6グラムであることと比較すると、明太子は極端に塩分が多い食品ではないといえます。

「プリン体」は、摂取量が多いと尿酸値を上げてしまい、尿酸塩が結晶化して関節にたまると痛風を引き起こします。魚卵に多いといわれているプリン体ですが、明太子のプリン体含有量は100グラムあたり約160ミリグラムです。100グラムあたり200ミリグラム以上でプリン体の含有量が高いとされているため、明太子は食べすぎない限り、プリン体の摂りすぎは避けられるでしょう。

ダイエット中の方は特に、カロリーも気になるものではないでしょうか。100グラムあたりのカロリーは明太子が121kcalであるのに対し、いくらが252kcal、キャビアが242kcal、からすみが353kcalです。この数値を見ても、明太子は他の魚卵加工品と比較してもカロリーは控えめです。

以上のことから、明太子は特に食べすぎなければ、塩分やプリン体、カロリーを摂りすぎることはないと考えてよいでしょう。食べる時は他のメニューや食材の栄養素も考慮しつつ、多くても1日1本程度に抑えましょう。

明太子はビタミンやミネラルが豊富で、食べすぎなければ塩分やプリン体も摂りすぎることなく、健康効果も期待できます。普段の食事との栄養バランスを考えて、明太子を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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