健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
健康メニュー|朝食を見直して睡眠を整えよう いい眠りの秘訣は朝にある!

健康メニュー|朝食を見直して睡眠を整えよう いい眠りの秘訣は朝にある!

寝る前にはパソコンやスマートフォンを見ないようにする、眠れない時はホットミルクを飲むなど、快眠対策はどちらかというと夜に行うものが多いですよね。その一方で、一日のはじまりである朝食の内容を見直す快眠対策もあるのをご存じでしょうか。ポイントは睡眠をつかさどるホルモン「メラトニン」を作る栄養素にあるのです。


寝る前にはパソコンやスマートフォンを見ないようにする、眠れない時はホットミルクを飲むなど、快眠対策はどちらかというと夜に行うものが多いですよね。その一方で、一日のはじまりである朝食の内容を見直す快眠対策もあるのをご存じでしょうか。ポイントは睡眠をつかさどるホルモン「メラトニン」を作る栄養素にあるのです。

睡眠をつかさどるホルモン「メラトニン」

睡眠には、消化器・血管系・内分泌腺など、自分の意思に関係なく動く体の器官を調節する神経「自律神経」が関わっています。
自律神経には「交感神経(体を活発にさせる神経)」と「副交感神経(体を休息・回復させる神経)」がありますが、睡眠は体を休息・回復させるためのものなので、副交感神経を活性化させなければなりません。このために働くのが「メラトニン」というホルモンです。
メラトニンによって副交感神経が活性化すると、体温や脈拍、血圧が下がり、自然な眠気が生み出されます。そのため、メラトニンは「睡眠ホルモン」「快眠ホルモン」とも呼ばれているのです。

メラトニンのもとになる「トリプトファン」「ビタミンB6」を朝食で

夜に分泌されるメラトニンは、昼に体内で生成されるホルモン「セロトニン」を材料としています。「昼にできたセロトニンが、夜になるとメラトニンに変化する」と考えるとわかりやすいでしょう。そのため、昼のうちにセロトニンを増やしておくことが、夜、メラトニンをしっかり分泌させることにつながります。
昼にセロトニンを増やすには、まず朝のうちにセロトニンの材料となる成分、「トリプトファン」と「ビタミンB6」を摂り、さらに太陽の光を浴びてセロトニン生成を活性化させることが重要です。
というのも、トリプトファンは体内で作れない必須アミノ酸のひとつ。つまり、太陽の光を浴びる前に、朝の食事でトリプトファンとビタミンB6を取り入れて材料を用意しておくことが大切なのです。

では次に、トリプトファンとビタミンB6を多く含む食品と、おすすめの朝食についてご紹介します。

大豆、卵、魚……和朝食は快眠定食!

トリプトファンが豊富なのは大豆製品、乳製品、鶏卵、魚卵、ゴマ、白米など。また、ビタミンB6は、サケ、サンマ、イワシ、マグロ、カツオなどの魚類に多く含まれています。
これらをバランスよく摂れる食事といえば、味噌汁、卵、焼き魚、ご飯などが揃った和朝食です。納豆や冷奴、胡麻和えやおかか和えなどといった小鉢料理の定番も、トリプトファンやビタミンB6の摂れるメニュー。つまり、和朝食は快眠のもとといえるでしょう。

洋食派は乳製品やバナナ、鶏肉などを意識して

セロトニン(メラトニン)の材料を多く含み、快眠を助けるのは和定食だけではありません。トリプトファンは洋朝食の定番である食品にも豊富に含まれています。例えば、乳製品や卵をはじめ、ナッツ類、はちみつ、バナナなどです。また、ビタミンB6は魚類だけでなく鶏肉やニンニク、牛レバーなどにも多く含まれています。
洋朝食も牛乳やヨーグルト、バナナを添える、卵や鶏肉のメニューを加える、トーストにジャムの代わりにはちみつを塗るなどの工夫で、立派な快眠メニューになります。

朝食だけでなく光の浴び方も意識して

ここまで、朝食を見直す方法についてお伝えしましたが、セロトニンやメラトニンの分泌には、朝食だけでなく光の浴び方も大きく関わります。
セロトニンを十分に分泌するには、日中に太陽の光を浴びることが重要です。特に朝、太陽の光を浴びることは、体内時計を整えることにもなりますので、ぜひ、起きたらまずカーテンを開ける習慣をつけてみてください。
また、夜にメラトニンを十分に分泌するには、明るい光(太陽光に限らず)を浴びすぎないようにしなければなりません。寝る前には部屋をなるべく暗くするように心がけましょう。明るい蛍光灯の光を避けて昼光色など暖かい色の照明にする、パソコンやスマートフォンを使わないようにするなど、工夫するといいですよ。

いかがでしょうか。快眠への取り組みは、寝る前はもちろん、起きたときから始まっているのです。ここでご紹介したことも踏まえながら、質のよい睡眠を目指してみてください。

関連する投稿


健康メニュー|江戸っ子気分で「初物」を楽しもう!

健康メニュー|江戸っ子気分で「初物」を楽しもう!

季節ごとに初めて取れる「初物」には、農作物や魚類までさまざまな食材が含まれます。初物の代表ともいえる「初鰹」は5月に旬を迎え、これから食べる機会が増えるでしょう。鰹以外にも、日本人が初物の食材を好んで食べるのには、江戸時代の文化にルーツがあります。今回は、そんな初物の由来についてご紹介します。


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

日々の食卓を彩る、上品な味わいの「お吸い物」。起源は奈良時代まで遡り、当時の文献にはお吸い物の元となった「羹(あつもの)」の記載が残っています。室町時代には「吸い物」と呼ばれるようになり、江戸時代には具材の数が増え、季節ごとに趣向を凝らしたお吸い物が登場したといわれています。今回はお吸い物の基本から主役となる具材、お吸い物をいただくマナーをご紹介します。


健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

魚を食べることは体にいいと分かっているのに、調理の手間や骨が苦手といった理由で敬遠する方も多いよう。実際、どの世代でも性別に関わらず魚の摂取量は減少しています。そんな今だからこそ知ってほしい、魚を食べることのメリットや、手軽に食事に魚を取り入れるコツをご紹介。今より少しだけ魚を食べることからはじめましょう!


最新の投稿


健康メニュー|江戸っ子気分で「初物」を楽しもう!

健康メニュー|江戸っ子気分で「初物」を楽しもう!

季節ごとに初めて取れる「初物」には、農作物や魚類までさまざまな食材が含まれます。初物の代表ともいえる「初鰹」は5月に旬を迎え、これから食べる機会が増えるでしょう。鰹以外にも、日本人が初物の食材を好んで食べるのには、江戸時代の文化にルーツがあります。今回は、そんな初物の由来についてご紹介します。


健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

5月は「自転車月間」と国土交通省でも定められ、自転車での健康づくりにより注目が集まるはずです。過ごしやすい爽やかな時期だからこそ、ご近所の移動だけでなく、行動範囲を広げてサイクリングに散歩、ウォーキングを組み合わせる方法をご紹介。自転車によって得られるメリットについても触れています。


健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

人生100年時代に向けて寿命の捉え方も変化し、日常を制限なく生活できる期間とされる健康寿命への関心が高まっています。健康的な人生の時間を延ばすには、どんな生活を送るといいのでしょう。近年の研究では、テニスをする人はまったくしない人に対して死亡率が47%少なく、習慣化している人は平均寿命が9.7年も長いことが分かっています。今回は、テニスの習慣化による健康効果や寿命を延ばす理由について解説します。


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

コミュニケーションの大切さや、心身の健康維持に効果的なポイントをご紹介します。