健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
健康法|「ゆず湯」清々しい香りで一陽来復、風邪知らず

健康法|「ゆず湯」清々しい香りで一陽来復、風邪知らず

1年で最も日が短い冬至。この日にゆず湯に入ると、風邪をひかないといわれています。季節ごとの薬湯はさまざまにありますが、ゆず湯は今でも親しまれる方が多い習慣です。今回は、清々しい香り高い旬のゆずを使ったゆず湯について、由来や入り方などをご紹介します。


1年で最も日が短い冬至。この日にゆず湯に入ると、風邪をひかないといわれています。季節ごとの薬湯はさまざまにありますが、ゆず湯は今でも親しまれる方が多い習慣です。今回は、香り高い旬のゆずを使ったゆず湯について、由来や入り方などをご紹介します。

ゆず湯に入って縁起良し

日本では昔から「冬至の日にゆず湯に入ると、1年中風邪をひかない」といわれてきました。これは、江戸時代の銭湯が集客のために、ゆず湯を入れたのがはじまりといわれています。ゆず湯には、「ゆず→融通→物事がうまく運ぶ」「冬至→湯治→湯に入って健康に」の2つの語呂合わせで縁起を担いでいます。

また、ゆずは冬に旬を迎えるため、この時期のゆずは香りがとても豊か。昔から「強い香りは邪気を祓う」と考えられていて、ゆず湯も入れば厄除けになるとされています。端午の節句に菖蒲を使った菖蒲湯に入るのも同じ理由です。菖蒲湯については、以下の記事も参考にしてみてください。

冬至は毎年12月22日頃に訪れます。1年のうちで最も日が短く、翌日から日が伸びていくことになぞらえて、「悪いことが終わり、運気が上昇していく“一陽来復(いちようらいふく)”」を願う日でもあります。良いことが訪れる前に、ゆず湯で身体を清めておこうというわけです。

ゆず湯の入り方

ゆず湯はご家庭でも作れます。お風呂にゆずを入れるだけ……ですが、いくつか入り方のポイントをご紹介します。

果汁を絞り出さない

ゆずの香りは成分「リモネン」によるものですが、お肌の弱い方には刺激が強すぎることも。ギューッとゆずを絞って香りを出すことは、おすすめできません。肌がピリピリする感じがしたら、すぐに入浴を中断してシャワーで洗い流しましょう。

まるごと入れるなら、3個以上が目安

まるごとのゆずを浮かべたゆず湯は、お肌の弱い方におすすめの入り方です。香りを感じるためには3個以上のゆずが必要です。湯船にぷかぷかと浮かぶゆずは、見た目にもかわいらしいです。

皮に切り込みを入れて、もしくは半分にカットして

少量でもゆずの香りが出やすい方法です。皮に何カ所か切り込みを入れてまるごと浮かべるか、半分にカットしてお風呂に入れます。カットしたゆずは、ガーゼや古布に包んでから使用すれば、後片付けも簡単です。浮かべるにとどめ、絞ったりしないようにしましょう。

食べて実感、ゆずの薬効

ゆずのような、強い香りと酸味があり、そのままで食べることに向かない柑橘類は、香酸柑橘類と呼ばれています。すだちやかぼす、レモンなども香酸柑橘類です。

ゆずには、免疫力を高めるビタミンC、それから、疲労の回復を助けるクエン酸が豊富に含まれています。どちらも、風邪をひきやすい時期や、疲れて体力が落ちている時に、積極的に摂りたい栄養素です。

また、ゆずの爽やかな香りは主に「リモネン」という成分によるもので、匂いを嗅ぐとリラックスするうえ、眠気を覚まして気分をスッキリさせてくれる優れもの。免疫力アップ、消化促進、食欲増進なども期待できます。

冬至の頃は、日照時間が短くてすぐ暗くなりますし、年末年始の慌ただしさもあいまって、気分がすぐれない方も多いよう。寒さゆえ、身体も縮こまってこわばりがちです。ゆずを浮かべたお風呂にゆったりとつかれば、冬にさらされた身体も心もほぐれていきます。この時期にぴったりのゆず湯で、一陽来復の準備を整えましょう。

関連する投稿


健康法|梅仕事とは? 夏の疲労回復準備

健康法|梅仕事とは? 夏の疲労回復準備

旬の梅が出回る5月から6月にかけての間は、梅の実やガラス瓶をスーパーなどで見かける機会が多いものです。この時期は、「梅仕事」を行うことが一種の季節行事とされてきました。夏の疲労回復対策も兼ねて、いちばんおいしい時期の梅を使った自家製の保存食作りにチャレンジしてみましょう。


健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

5月は「自転車月間」と国土交通省でも定められ、自転車での健康づくりにより注目が集まるはずです。過ごしやすい爽やかな時期だからこそ、ご近所の移動だけでなく、行動範囲を広げてサイクリングに散歩、ウォーキングを組み合わせる方法をご紹介。自転車によって得られるメリットについても触れています。


健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

人生100年時代に向けて寿命の捉え方も変化し、日常を制限なく生活できる期間とされる健康寿命への関心が高まっています。健康的な人生の時間を延ばすには、どんな生活を送るといいのでしょう。近年の研究では、テニスをする人はまったくしない人に対して死亡率が47%少なく、習慣化している人は平均寿命が9.7年も長いことが分かっています。今回は、テニスの習慣化による健康効果や寿命を延ばす理由について解説します。


健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

華やかで愛情を表現する花の代表格といえる「バラ」。バラは5~6月に咲くのが一般的ですが、品種によっては1年を通して楽しめるのも特徴です。今回は、バラが咲く時期やバラの花言葉、さまざまな健康効果も期待できるバラ茶やバラの香りについてご紹介します。


健康習慣|使い捨てカイロで風邪予防・冷え対策

健康習慣|使い捨てカイロで風邪予防・冷え対策

寒い季節に出番の多い使い捨てカイロですが、屋外で使うだけになっていませんか?カイロは風邪のひきはじめや、手足・おなか・全身の冷え緩和と幅広く使えます。最近は機能もアップしていますので、さまざまなシーンで役立ちます。体調のくずれ、冷え、疲れ、だるさなどに、カイロを使ってからだを養生することもできます。今回は、貼るタイプのカイロの活用法を中心にご紹介します。


最新の投稿


健康法|梅仕事とは? 夏の疲労回復準備

健康法|梅仕事とは? 夏の疲労回復準備

旬の梅が出回る5月から6月にかけての間は、梅の実やガラス瓶をスーパーなどで見かける機会が多いものです。この時期は、「梅仕事」を行うことが一種の季節行事とされてきました。夏の疲労回復対策も兼ねて、いちばんおいしい時期の梅を使った自家製の保存食作りにチャレンジしてみましょう。


健康メニュー|江戸っ子気分で「初物」を楽しもう!

健康メニュー|江戸っ子気分で「初物」を楽しもう!

季節ごとに初めて取れる「初物」には、農作物や魚類までさまざまな食材が含まれます。初物の代表ともいえる「初鰹」は5月に旬を迎え、これから食べる機会が増えるでしょう。鰹以外にも、日本人が初物の食材を好んで食べるのには、江戸時代の文化にルーツがあります。今回は、そんな初物の由来についてご紹介します。


健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

5月は「自転車月間」と国土交通省でも定められ、自転車での健康づくりにより注目が集まるはずです。過ごしやすい爽やかな時期だからこそ、ご近所の移動だけでなく、行動範囲を広げてサイクリングに散歩、ウォーキングを組み合わせる方法をご紹介。自転車によって得られるメリットについても触れています。


健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

人生100年時代に向けて寿命の捉え方も変化し、日常を制限なく生活できる期間とされる健康寿命への関心が高まっています。健康的な人生の時間を延ばすには、どんな生活を送るといいのでしょう。近年の研究では、テニスをする人はまったくしない人に対して死亡率が47%少なく、習慣化している人は平均寿命が9.7年も長いことが分かっています。今回は、テニスの習慣化による健康効果や寿命を延ばす理由について解説します。


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。